勉強のコツについて
勉強の種類について
勉強には2種類あります。目標を達成するための勉強と目標を伴わない勉強。他人から課された宿題や惰性で続ける受験勉強は勉強ではなく作業の側面が強いため、ここでは除外します。個人的には目標を伴わない勉強に時間をかけて欲しいです。
目標を達成するための勉強
目標を達成するための勉強をする意義
自分の可能性を広げるため。新たな世界を開拓するため。特に受験勉強は目標達成の側面が色濃いです。自分で勉強する癖が身についていると意外と簡単に攻略できると思います。おすすめは成功者の方法を徹底的に真似ること。大手の受験塾から合格体験記を送ってもらって熟読します。大学受験の場合は「東大理Ⅲ」というバイブル本が市販されているため、これを読めば十分です。私は常に机の片隅に置いて勉強していました。いわば神棚的存在です。
目標を達成するための勉強のモチベーションとなるもの
もう一つ重要なことは、目標を大きな字で書いて壁に貼ること。私のいとこはこの方法で志望校に合格しました。これを聞いた私は中学入学と同時に志望大学を大きく書いて紙に貼りました。途中で高校名を重ね貼りしたこともありましたが、ほぼ6年間壁に飾られました。もし「まだだよ」という方は、今晩にでも目標を紙に書いて貼ってください。
目標を伴わない勉強
目標を伴わない勉強をする意義
思考力・集中力・論述力が最大限に鍛えられます。目標達成のための勉強はどうしても短絡的な効率を重視するため、要領の良さを中心に鍛えることになります。例えるなら体力のないボディビルダーでしょうか(失礼ですみません)。見た目は凄い!となりますし、目標達成までの努力も目を見張るものがあるでしょうが、実用的な力はそこまでついていません(再び失礼…)。
目標を伴わない勉強のモチベーションとなるもの
科学者の自伝はためになります。ふとした発見や気づきを大切にして日々生きる癖が身に付きます。私がよく読んだものは以下の人たち。
- 湯川秀樹
- 朝永振一郎
- 寺田寅彦
- 広中平祐
- 岡潔
- ファインマン
物理学者・数学者が多いです。やはり頭脳で戦っている方々はモノの考え方に深みが出ており、味わい深いです。その辺のなんちゃって評論家とは格が違います。
おすすめの過ごし方
頭脳を第二の手足のように操り、広大な学問の世界を渡り歩けると素晴らしいです(自分に向けての言葉でもあります)。たとえ急に進路変更をしたとしても、途中で思わぬ困難があったとしても、自分を鍛える場面だと歓迎して貪欲に突き進みたいものです。同じ人生をもう一度歩みたい。そう言えるくらいがいいと思います。
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