今日はパイの日
読者様からエッセイが届きました。
パイの日
今日は3月14日でパイの日ですね。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~pienohi/html/pai.html
(上記記事に灘がでてきます。)
円周率に関する記事を書きかけていましたが、仕上がらないまま3月14日を迎えてしまいました。後日追加投稿いたします。
博士の愛した数式 (新潮文庫)
多くの人はご存知と思います。「数学」というよりは「数式」のお話です。円周率の日のこの日にふと思い出しました。
管理人より
早いもので3月も半ばになりました。
起業準備で慌ただしくしておりましたが、今日はふとサイクリングに出かけました。
今年は厳しい冷え込みが続いた影響か、今頃になってようやく梅が咲き始めていました。週末に季節外れの陽気が続いたおかげで沈丁花も一気に満開となって強い芳香にうっとり。よく見るとあちこちで冬芽が動いていました。
ヒバリがさえずる田畑を抜けると、軒先にツバメが飛び交っていました。例年より2週間ほど早いです。この文章を書いているとケラの鳴き声も遠くから聞こえてきて、一気に季節が進んだ印象を受けます。
さて、本日3月14日は円周率$\pi=3.14…$の日です。
円周率というと高校同期を思い出します。数学の授業中、先生の話は全く聞くことなくひたすらノートに円周率を書き続けていました。
気づいた頃には大学ノート3ページ分にわたってびっしりと埋められた数字の羅列。
私に向かって自慢げに「大作」を披露してくれました。
才能の塊のような友人で、休憩時間はずっと囲碁をやっていました。彼は元気にしているでしょうか。
管理人より2
読者様から頂いたリンク先の記事には次のような表記がありました。
さらに追記しますと、大阪府の清風南海中学校では次のような指示があります(関西の受験生にとっては有名な話でしょう)。
円周率は$\frac{22}{7}$とする
これまで名前を出してきませんでしたが、私は清風南海中学も受験しました。
$\frac{22}{7}$に関連する計算は特訓に特訓を重ねて、瞬時に計算結果を暗算で出せるようにしたのを覚えています。
入試は制限時間が設けられていますから、いかに時間を稼ぐかが合否に直結します。
管理人より3
博士の愛した数式 (新潮文庫)は高校時代に読みました。
中学生の頃からたびたび推薦図書として紹介されていましたが、なぜか読んでおらず…。
高校の古本市で入手した記憶があります。
今も手元の本棚にありますが、本書は終始穏やかなリズムで物語が進んでいき、数学に関心を持つきっかけにもなるでしょう。
著者の小川洋子さんのエピソードも拝見したことがありますが、本書を執筆するにあたり数学のバックグラウンドを充実させるため、数学者にたびたびお世話になったとのことです。
関連書籍
博士の愛した数式 (新潮文庫)
僕の記憶は80分しかもたない。
80分しか記憶が続かない数学者と、家政婦とその息子はしだいに心を通わせ――第1回本屋大賞に輝いた、あまりに切なく暖かい奇跡の物語。
博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。
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