小5に家庭教師をします。予習シリーズの使い方は?
小5に家庭教師をします。予習シリーズの使い方は?
現在大学4年の私は、小5になる子の家庭教師として算数と理科を教える予定です。(集団塾には通っておらず、家庭教師のみで、受験を考えているそうです。)
その子は中学受験を小5から始めるため、4年生内容の理解が不十分です。教材に予習シリーズを使おうと考えていますが、小5から始めても大丈夫でしょうか?
私自身も小5の夏から中学受験を始めた経験がありますが、内容は大変だったものの未習事項は復習としてもう一度でることもあり、問題ありませんでした。(私は予習シリーズを使用したことがありません。)
まずは4年生内容を学習して、様子を見る
コメントありがとうございます。
ご自身も小5夏から受験勉強を始められたご経験があるとのこと、きっと生徒さんにとって心強い存在になると思います。
ご質問の「小5から予習シリーズで始めて大丈夫か?」についてですが、小4内容が不十分な場合は苦戦する可能性がございます。予習シリーズ小4上下を先に学習して、このまま中学受験に進んで大丈夫か様子を見るのがおすすめです。指導時は以下の2点を押さえてください。
① 4年生内容の「最重要単元」だけでも、先に押さえておくこと
特に算数では、
- 小数・分数の計算(通分・約分含む)
- 面積・図形の基礎
- 植木算・和差算などの文章題の基本処理
など、5年上巻で前提知識として扱われる単元は早めにピックアップして取り組んでおくとスムーズです。
② 予習シリーズの「授業用パート」と「演習問題」の使い分け
予習シリーズは難易度の幅が大きいため、「すべてを完璧にやろうとしない」ことがポイントです。
初学者には、導入(例題解説)と基本問題を中心に進める方法が現実的です。
ご家庭教師としては、学習計画とペース配分のフォローが特に重要になりますが、1対1だからこそ柔軟に補強しながら進められるのは大きな強みです。
生徒さんにとっても、経験のある先生が伴走してくれるのは非常に大きな安心材料になると思います。
応援しています!
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