【算数】予習シリーズから東京出版へ移行|おすすめ教材はありますか?【中学受験】
YouTubeの視聴者様からお便りをいただきました。
こちらにも掲載・共有いたします。
予習シリーズから東京出版へ移行|おすすめ教材はありますか?
以下の通り、ご相談をいただきました。
プラスワンへの移行タイミングについてご教示ください。
息子(小4)ですが、算数が好きなので、塾とは別に先取りで予習シリーズ算数小5下と演習問題集に取り組んでいます。予習シリーズを終えたらプラスワンに移行してみようかと考えています。なお、ガクさんとは異なり、自立してやっているわけではありません。
そこでですが、予習シリーズ(練習問題まではやっています)から直ぐにプラスワンに移行したとしても問題ないでしょうか?あるいはその間に挟んだ方が良い教材はございますでしょうか?予習シリーズは①算とかは表面的にはあまり用いずに解説されていますが、東京出版の教材は①算をバンバン使っているイメージがありますので、予習シリーズではなるべく①算を使うように指導しています。
どうぞよろしくお願いします。
「寄り道」も楽しいです
私からの回答です。
予習シリーズを1年も先取りされているとは…。
素晴らしくスムーズに進んでいらっしゃいますね。
ご子息が算数好きということですので、そのままプラスワンに移行しても問題ないと思われます。ただ、せっかくですので少し「寄り道」されるのも楽しいかもしれません。2つご提案差し上げます。
提案1
算数で遊んでみる。
算数オリンピックやジュニア算オリなど算数のコンテストがあります。中学入試とは一味違った問題を楽しめます(すでに参加済みでしたら失礼しました)。難関校を目指す人も多く受験しているため刺激にもなります。
算数オリンピックに挑戦
https://amzn.to/3HoEqPD
提案2
受験算数をそのまま進める。
予習シリーズとプラスワンの橋渡し教材ですが、ステップアップ演習という書籍が東京出版から出されています。ステップアップはプラスワンよりやや難しいとの話も聞きますが、東京出版側はプラスワンの前に取り組むことを推奨しています。私は実際に使用していないため下手なことは言えませんが、ご関心がありましたらご検討ください。
ステップアップ演習 (中学への算数)
https://amzn.to/31UJkn9
以上、ご参考になりましたら幸いです。
また何かありましたらコメントください。
ステップアップ演習とプラスワン問題集
ご返信いただきました。
コメントを頂きまして、ありがとうございます。
算数オリンピックに関しては本人に希望を聞いてみます。
ご提案2に関しては、今まではプラスワンとステップアップのどちらかをやろうかと考えておりました。調べてみるとプラスワンを利用されている方が多いのでプラスワンにしようかと思っておりました。予習シリーズからだとどちらも難易度の上がり方が大きいのではないか、と考えてみたりもしましたが、4年生になり、脳の成長がかなり進んだように見え、思考力もついてきたのでさらに難しいものにも耐えうるかもしれません。予習シリーズが終わるまでまだ多少時間があるのでもう少し考えてみようと思います。
ありがとうございました。
秘伝の算数はいかがですか?
つづいて、私からの回答。
ご返信ありがとうございます。
この動画でご紹介した秘伝の算数もなかなか面白いです。東京出版の入門としても使えますので、読み物感覚で見てみるのもいいかもしれません。「入門編」は4, 5年生向けですが、ご子息でしたら短期間で読了して東京出版にのめり込むようになると思います。
書店に行って実物をご覧になるなどして、ご子息とゆっくりご検討なさってください。
秘伝の算数は、すでに購入済みです。
再びご返信いただきました。
ありがとうございます。
すでに3冊とも持っています(メルカリで安く手に入れました。どうでもいい話ですw)が、それほど真剣には読んではいません(- -;)。読み物として読ませているくらいで、問題集としては捉えていなかったです。ガクさんは答えを隠して、問題集として使っていましたか?
あと、追加の質問で申し訳ございませんが、東大寺とか関西の名門中ですと、関東の有名中よりも思考系に寄った問題が出るのではないかと思いますが、プラスワンとかで解く材料(建物の建材)を集めて(頭に入れて)、それを組み立てるということだけで思考系問題に対処できたでしょうか?それとも思考系問題に対しては特別の対策を立てましたか?
秘伝の算数は読み物感覚で
私からの回答。
すでに入手してご覧になっていたとは…、さすがです。
私はパラパラと読んで楽しんでいました。予習シリーズに載っていない解き方がいくつか紹介されていましたので、そこは何度も熟読して自分のものにしました。腰を据えて取り組んだというよりは、気分転換に読んだといった表現が適切かもしれません。でも、とても役立ちましたし、実際に使える解法が多かったです。
*算数の解法については、次回の記事でご紹介いたします。
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