大きな声では言えない受験業界と進学校の闇
ちょっと派手なタイトルになってしまいましたが、公平に共有すべき事実だと考えてここに記しておきます。
薄々、勘づいていらっしゃる方もいるかもしれませんが、塾と進学校のつながりは(想像以上に)ゴタゴタしています。
塾の進路・受験アドバイスは当てにならない
志望校を決める際に塾の先生に相談する人も多いと思います。
お子さんの学力では〇〇学校はもったいないですよとか、滑り止めなら是非とも面倒見の良い〇〇がお勧めですとか。
情報量は塾関係者の方がたくさん持っていますから、ふむふむそうなのかと妙に納得して帰宅するという方も多いでしょう。
でも、心の底からお子さんに寄り添ったアドバイスとは限りません。
塾と進学校はつながっていることもある
生徒を獲得したい進学校は直接、塾へ売り込みに来ます。手土産を携えて。塾からの入学者があると大変丁寧なお礼を送ったりもします。
また、合格実績を伸ばしたい塾は進学校へ売り込みに行きます。お酒つきの飲食店などに誘って。ちょうど朝晩が冷え込む季節ですよね。
学校側は(面倒な)入試問題を作成しないといけない。
塾側は一人でも多く生徒を合格させたい。
両者の利害が一致すれば話はスムーズです。
塾は「入試問題案」という大変しっかりした資料を持っていきます。これを参考にしながら入試問題を作ってくださいね、ということです。そして、お酒の席に招待してどんな問題を出すのか上手に仕入れます。
もちろん断固として跳ね除けるのが教育者としてあるべき姿です。志のぶれない教師は固辞することでしょう。
余談 進学校と大学の結びつき
どの学校とは言いませんが、進学校と大学も結びついていることがあります。
進学校は合格実績を上げたい。
大学側は優秀な生徒を(手軽に)欲しい。
両者の利害が一致すれば話はスムーズです。
私が聞いた話では、医科大学と地元の私立校。地域枠を使って優先的に入れるようにしているとか。大学は私立に限った話ではありません。
最後に
具体的な組織名は聞かれてもお答えしません。すべて当事者や第三者から聞いた話です。
ただ、こういう裏話があることを意識していただきたく記事にしました。全ての情報を盲目的に信じるのは危険だということです。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
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